カスタムマップレビューその26
「We Don't Go To Ravenholm」
「ハーフライフ2」のマップである「We Don't Go To Ravenholm」をほとんどそのまま移植したカスタムキャンペーン。
ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる、独特の雰囲気を持った完成度の高いマップに仕上がっている。
狭い路地や街並みの美しさは群を抜いており、イベントも手堅くまとめられ、ルートをたどるだけでも面白い。
ただし、チャプター2のはしごを昇ったり足場を通り抜けたりする場面でbotの動きが悪くなることがある。着いて来る時はすんなり来るのだが、バグ?ってしまうとどうにもならなくなる。
というより、全般的に立体的なマップ・ルートなので、上下への移動が苦手なbotの動きがどうしても悪くなってしまう。特殊感染者に捕まった際になかなか助けてもらえなかったり、すんなりとルートを進んでくれないのでプレイヤーキャラが孤立してしまったりと、botの動きには終始翻弄される。
おまけに、マップの作りからしてスモーカー大活躍な構成になっているので、余計に始末が悪い。足場やバルコニーから空中に吊り下げられてしまうとbotたちはまず助けてくれないので、シングルプレイの際は一人で先行しないで常にbotの位置を確認しながら進んだ方がいい。
タンク・ウィッチの出現率も高く、狭い場所が大半なので戦うのは苦労する。botがウィッチを誤射することも多く、思わぬ事故が起こりやすい。
列車車輌倉庫で戦うフィナーレは開けた場所なので妙に簡単なのだが、フィナーレを開始するとなぜだかbotたちが天井の開いた中央部分に集まってしまう傾向があり、高難易度では意外と苦戦になることもある。 豊富にある投げ物やポリタンクを燃やして対処しよう。
全4チャプターで、クリアまでは50分ほどかかる。
by overkilling | 2013-08-10 10:37 | PC版left 4 dead