ウクライナを舞台にしたカスタムマップ
「Dniepr」には、各チャプターにサブクエストがある。
チャプター1のサブクエストは鍵を見つけるだけなので簡単なのだが、チャプター2はかなり難解で、詳しく調べてみると面白い…と思ったのだが、結果は妙に曖昧なものになってしまった。
チャプター3は簡単な暗号解読で、鍵が落ちている場所を見つけることが目的になっている。
チャプター1:
ゴール地点のセーフルームのちょっと手前にある横道に入ると、壁に「YOU NEED THE GOLD KEY」と書かれたドアがあり、「OPTIONAL:FIND THE GOLD KEY」とメッセージが出る。
鍵はヒューズを設置して開けたシャッターから進んだ先の、階段の裏側にある。発光はしないので、けっこう見つけにくい。
この階段の裏側、ちょうどゾーイがいるところあたり。
ドアを開けると、中の小部屋でマグナムや近接武器を入手することが出来る。
チャプター2:
クエスト発生は、最初のラッシュイベントで壁を爆破して入る建物を出たら、右回りに建物を回りこむと、行き止まりにドアとコード入力のカラープッシュボタンがある。そこまで来ると「OPTIONAL:ENTER IN THE ALKONOST STATION」(ALKONOST駅に入れ)と表示が出る。
ドアの開け方は、色を変えながらひとつづつボタンを押していくのだが、厳密な方法は不明。
一番わかりやすい簡単な方法は、
上の列から順番にボタンを押していき、32回目にグリーンのボタンを押す。
ボタンを押す特定の順番はないようだが、色はボタンを押すたびに変える必要がある(同じ色のボタンを押し続けても、開けることは出来ない)。
また、最後は必ずグリーンのボタンを押さねばならない。
ボタンは並んでいる順番どおりに押すだけなので、右からでも左からでも、下の列からでも上の列からでもいい。
上から下の列までいったら、また上から押していってもいいし、下から上へと戻ってもいい。
とにかく並んでいる順番通りに押すことと、32回目は真ん中のグリーンのボタンを押すこと。これだけ。
他に何か設定や条件があるのかもしれないが、とにかく、上から順番にボタンをひとつづつ押していけば、32回目は真ん中のグリーンのボタンを押すことになるので、ドアは開くはずである。
ただ、この32回目というのも絶対ではなく、適当にボタンを何十回と押しまくった後でも、上から順にボタンを押していくと、グリーンのボタンを押した時にドアが開くようになっている。
ドアの中に入ると、チェーンソーやM60を入手できる。また、チャプター2の制作過程の画像を見られる公式サイトの特別ページのアドレスもある(全然大したことはないが)。
以下は、以前にあれこれとチャプター2のサブクエストを考察した際のレポート。結局、これらは全然関係なかったことになるのだろうか…。
ドアを開けられるようになった今でも、これらのヒントがどう関わっているのか、さっぱりわからない。
入力コードのヒントらしきものは、ドアよりかなり戻った場所にある、先のラッシュイベントの開始場所へ続く階段を登る手前の、やや広いスペース(壁に「REACH THE EVACUTION POINT」とある部屋)の柱のひとつに、9種類のカラーに割り当てられた数字が書いてある。
ところが、入力するコードナンバーがわからない。数字順にカラーボタンを押してみたが、5つ目をプッシュした時点でブザーが鳴る。
適当にボタンを押しまくっても必ず5つ目でブザーが鳴るので、おそらくは正しいコードナンバーを入力するために5回ボタンを押すのだと思われる。
しかし、そもそもボタンからかなり離れた枠外を押してもプシュっと入力音がするので、果たして色別でちゃんとコード入力が出来るものなのかどうかもわからない。
このあたりをアクティベートしてもプシュッと入力音がする。
こんな角度でも入力できる。もはや何色を押しているのかもわからない。
また、この場所に来るまでの何箇所かに(ドアの真横にも)、「PROPHETIC BIRD TALKS TO US DNIEPR TRAILER#02 (go to 11 sec)」と壁に書かれてあり、Youtubeで
トレーラームービーを見ると、11秒あたりで男声が数字を喋っている!
その数字は、2、7、5、8、4、5、3、2 である。
カラーに変換してみると、グレー、オレンジ、グリーン、レッド、ブルー、グリーン、イエロー、グレー、となる。
・・・なのだが、この数字に該当するカラーを押していっても、5つ目でブザーが鳴ってしまう。
「11 sec」とあるので、再生時間11秒からの数字8、4、5、3、2に該当するカラーであるレッド、ブルー、グリーン、イエロー、グレーも入力してみたが、ダメだった。
また、動画の26秒あたりから数字を繰り返しているが、2、7、5、8、4、5、3、3、と、末尾の数字が3になっている。
さらに、45秒あたりでは2、7、5、8、4、5、3、4、となっており、(末尾の数字のあたりの声は聴こえないが、Youtubeの字幕設定をオンにするとそう表示される。おそらく制作者が仕込んだものだと思われる)数字がひとつづつ増えているのがわかる。
トレーラームービーには女性の声も入っているが、ロシア語(?)っぽいので聴き取るのは難しい。
ただし、先の字幕設定をオンにすると、なんとスペイン語による字幕が流れる。
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<男声>
Transmision 2-7-5-8-4-5-3-2
(伝達)
2
00:00:07,500_> 00:00:15,500
Transmision 2-7-5-8-4-5-3-
(伝達)
3
00:00:16,000_> 00:00:17,300
<ここから女声>
Si me oyen,
(彼らが私の話を聞くならば、)
la enfermedad se extendio
(蔓延する病気)
Los mato a todos.
(私は、彼ら全員を殺します。)
Ya no tenemos ninguna solucion.
(我々には、少しの解釈もすでにありません。)
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喋っていることの意味は、感染が広がったので感染者を抹殺する、というような意味だと思われる。
ちなみに、「ALKONOST」とはロシアの神話に登場する、鳥の体に女性の顔を持つ生き物であるという。
なので、壁に書かれた文字の「PROPHETIC BIRD」とは「ALKONOST」のことであり、トレーラームービーの女声が、「TALKS TO US 」我々に語られる予言の言葉である、と解釈は出来る。
・・・だから?
そう、だから何なのかさっぱりわからない。
コード入力ボタンが、ちゃんと色別で入力認識できるものだとしても、5つの正しい入力コード(色順)を知る必要があるわけだが、トレーラームービーからはすんなりと判断できない。
・・・と、チャプター2のサブクエストの考察は以上である。
結果的に、ドアを開ける方法は見つかったが、正確な入力コードはわからないまま。
しかし、ここまで来ると完全にゲーム外の謎解きと化しており、たかがドア1枚開けるサブクエストにこんな難解な謎解きを設定しているのは無茶苦茶な気がする。
チャプター3:
プリピャチ市街のイベントで開けるゲート右手側の高架下に落ちている銃の前に行くと、「Optional:Find a way to open the Green Box」とメッセージが出る。
「Green Box」とはゴミ箱(ダンプスター)のことで、メッセージが出る場所にある薄汚れた巨大な箱を指している(緑色ではないので注意)。
この箱の前には暗号が書かれた板切れが置いてある。
暗号を解くヒントは、チャプター3のスタート地点のセーフルームがある建物内の壁の一角に書かれている。
このヒントをもとに先の暗号を解いていくと、
BEHIND BIGGEST TREE
と書かれているのがわかる。
つまり、「大きな木の陰」に何かあるというわけだ。
「大きな木」は、プリピャチ市街に入ってすぐ目の前に見える公園の真ん中にある。
この木の根元に屍体が倒れており、その脇に「Green Box」を開ける鍵が落ちている。
鍵をアクティべートして取得した後、高架下に戻って「Green Box」をアクティベートすると、蓋を開けることが出来る。
中にはチェーンソーや日本刀、回復キットなどが入っている。
なお、チャプター4にはサブクエストは設定されていないようである。