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L4D2カスタムマップレビューその203

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「Echo Evac」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 新作マップではなく、2010年頃にL4Dmaps.comで公開されたカスタムキャンペーンだという説明があるので、再公開版と言うのが正しいのかもしれない。
 確かに、私も以前にこのキャンペーンをプレイした記憶があるのだが、このタイトルには憶えがない。プレイしたのならレビューも掲載していそうなのだが、チェックしても見つからなかったので、当時は正式に入手できないものだったのかもしれない。
 ただ、YouTubeで動画を見た記憶はあるので(フィナーレの脱出方法がわからなかった・・)、あるいはキャンペーン名を変更しているものと思われる。

 L4D1の公式マップである「ブラッドハーベスト」の続編という形式になっており、L4D2の生存者たちが「ブラッドハーベスト」のフィナーレである農家にたどり着いたが救出車両は現れず、仕方なく自力でその先に進んでいく、という設定になっている。

 「ブラッドハーベスト」と関係があるのは冒頭だけで、公式マップのエンディングで装甲車がブチ破って突破した柵の奥へとルートは続いていく。

 マップの見た目はそれなりで、特に目を引く要素があるわけではないが、各チャプターのイベントはいろいろ凝っており、一筋縄ではいかないようになっている。
 ただ、どちらかというとイベントは面倒なものが多く、正直言ってプレイしづらい類いのもので、おまけに難易度が高めなことから、ハッキリ言ってしまうと糞マップにカテゴリしてしまいたくなる出来になっている。

 チャプター1のスカベンジは、巨大な白いタンクの上に登ってから給油する。
 
 チャプター2のイベントはマップのあちこちに設置されたスピーカーを3つ破壊するのだが、マップの作りが相当にややこしく、しかも延々とラッシュが続く中でルートを探し出さねばならないので、初見殺しどころのレベルですらない。マップを端から端まで見て回らないと、ルートを見つけるのは難しい。
 また、スピーカーの破壊が完了したら、詰め所にあるボタンを押してゲートを開く必要がある。

 チャプター3のフィナーレは、ビルで囲まれた雑草地帯(なにかの研究所?)にエレベーターで降りただけで開始となる。
 篭れる場所は2箇所あり、さほど難しいものではないが、簡単にはいかないようになかなか捻って作られている。
 脱出は、ビルの壁沿いに進むと警告色で塗られた部分があり、そこへ上からリフトが降りてくるようになっている。そのリフトに乗り込めばいいのだが、Botたちは乗ってくれないので、シングルプレイの場合はBotたちが倒れてくれないとクリアできない。

 全般的にルートは案内表示が少なめなのでわかりづらく、アイテムの設置も満足なものではないので、とにかくプレイしづらい。
 また、チャプター2では他の糞マップでも見られた、装甲車の一部が空中にパカパカと表示されるという、わけのわからないバグもある。

 良くも悪くもマップとしての個性はあり、チャプター2のセーフルームの電車など面白いアイディアもあるので、細かい部分をきちんと作っていればそれなりの評価を得られそうなものではあるのだが、どうしていい加減な作りで制作者自ら評価を下げるような真似をするのか、ほとほと理解できない。バグや作りがいい加減な部分は制作者も認識しているらしいのだが、それでも再公開に踏み切ったということは、そうした部分を今更直すつもりはない、ということなのだろうか。

 全3チャプターで、クリアまでは30分程度かかる。

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# by overkilling | 2015-05-11 02:06 | PC版left 4 dead 2

L4D2カスタムマップレビューその202

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「Undead Smackdown」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。 
 オーストラリアのゴールドコーストを舞台に設定しており、昼間のビーチから出発して、最終的には寂れた郊外にあるアリーナでアメリカンプロレスの伝説的レスラー、"ネイチャーボーイ" リック・フレアー vs "マッチョマン" ランディ・サベージ(故人)の一戦が行われるはずだったリングを目指すという、B級感に溢れたカスタムマップになっている。

 マップは美麗さには欠けているものの(ライティングの使い方がイマイチ)、意外としっかりと作られており、プレイに支障をきたすような部分もほとんどない。
 限られたカスタムパーツで、オーストラリアっぽい邸宅やサウナなどを頑張って再現している。
 
 ルートは案内表示が少なめで、やや強引な作りの部分もいくつかある。
 チャプター2の屋根から下りた後は、藪の中に突っ込んでいくと進むべきルートが出てくる。
 チャプター3の地下部分は、ガラスを割って窓のすぐ下にあるパイプを伝って進む。
 こうしたわかりにくいパートで、案内表示がないのは残念なところではある。

 また、見た目と違って柵や木箱などを越えられなかったり、小ラッシュが頻繁に起こるなど、ややプレイしづらい部分も見受けられる。

 イベントはオーソドックスなものばかりだが、難易度は高くはないのでマイナス点にはなっておらず、高揚感はあまり感じられないものの、全体としては安心して遊べるクオリティを保っている。

 フィナーレはもちろんプロレスの会場を模したステージになっており、規模からして地方で行われるインディー団体のビッグマッチといった感じの作りが微笑ましい。
 リングの上でゾンビと戦うのは何となく寂しさも感じるが、フィナーレとしてはそこそこよく出来たものになっている。
 荒唐無稽すぎる脱出はご愛嬌といったところ。

 プロレベルの制作チームが作ったリプレイ性の高いハイクオリティなカスタムキャンペーンをやり込むのも楽しいが、こうした、1回プレイしたら満足できる個人制作レベルのカスタムマップを楽しめる人には充分オススメできる内容であると思う。

 全4チャプターで、クリアまでは1時間ほどかかる。

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# by overkilling | 2015-04-13 20:33 | PC版left 4 dead 2

L4D2カスタムマップレビューその201

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「Farewell Chenming」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 中国(台湾?)のChenming Cityなる街を舞台にした、メイド・イン・チャイナのなかなか独創的なキャンペーン。
 ちなみに、Chenmingでググってみたがそんな名称の地名は見当たらなかったので、スペルを間違えているのか、あるいは架空の都市名なのかもしれない。

 序盤はマップの作り込みや丁寧さがけっこういまひとつで、以前にL4Dmaps.comにて開催されていた駄作揃いだった中華マップコンテスト参加作品(ちなみにこのコンテストは中国っぽい舞台のカスタムマップが条件なだけで、必ずしも制作者が中国人だというわけではない)を想起させてしまうが、後半のチャプター3や4の風景はまさしく中国の裏通りや広大な広場のそれでなかなか作り込まれており、見応えのあるものに仕上がっている。

 また、ロケーションも含めて実に細かいアイディアが各所に詰め込まれており、拾うと中国拳法っぽい突きを使えるようになる武術書(モーションが遅く、リーチもまったくないので全然使えないが)は馬鹿馬鹿しすぎて最高。
 他にも、いかにも中国らしい薙刀や、怪しげなスキンを身に纏ったウィッチ、果ては道場での「死亡遊戯」コスプレ?のブルース・リータンクとの死闘など、冗談なのか本気なのかわからないネタを一生懸命に作っているのはかなり好感が持てる(ゾーイのセクシーグラビアを壁に貼り付けた、いかがわしい限りの隠し部屋もある)。

 ただ、非常に残念なことに、ゲーム性においては制作者の自己満足レベルの出来になっており、プレイしやすさどころか、二度とプレイしたくないというか、プレイ中ですらもう投げ出してしまおうか、と思うくらい酷い部分もある。
 特に、チャプター2は丸ごとスカベンジになっているのだが、広大なフィールドに配置してある何と16個もの燃料タンクを全部運ばねばならず、しかも運搬ルートがひとつしかない上に、下水道を通ってたどり着く別のエリアからも運んでこなければならないという、とてつもなく面倒な作業になっている。せめてスカベンジ中は特殊感染者が湧かなければまだ良かったのだが、そうした配慮もなく(ラッシュの量はかなり抑えられてはいるが)、本当にこれを何度もテストプレイしたんだろうか?と疑問にすら感じられる。
<後注>
 バージョンアップによって、運搬する燃料タンクは9個に変更された。
 しかし、それでも燃料タンクがあちこちに配置されているのは同じなので、小さな町の隅々まで駆け巡らねばならないのは変わらない。チャプター2はスカベンジしかないので時間をかけさせたいのは理解できるが、これが面白いのかというと、ただただ面倒なだけでストレスしか感じない。
 運ぶ燃料タンクは3つ程度にして、位置をランダムにするとかの方がまだ良かったと思う。

 他にも、イベントの展開がわかりにくかったり、常に弾薬の設置が少なく頻繁に武器交換を強いられたり、逆にセーフルームには武器や回復キットが満足に置かれていなかったりと、プレイしていて自由度が低いと感じる場面や不親切な部分も多い。

 また、バグも多く、私がプレイした際にはチャプター2で燃料タンク以外のアイテムが一切表示されなかったり、リトライ後のスタート位置がおかしな場所になっていて詰んでしまうなど、致命的な事態になることが何度もあった。

 フィナーレはロケーションは印象的なのだが、ゲーム性としてはただ単にステージが広いだけなので、ラッシュへの対応が雑になる分、面白味はほとんどない。グレネードランチャーが使えるので、一部の特殊なファンには受けそうではあるが…。
 なお、タンクは第1ウェーブ後は2体同時湧き、第2ウェーブ後にはなんと4体同時湧きという、とんでもない仕様になっている。さすがにこういう仕様だからかアイテム類は豊富に設置してあり、最初のタンク2体討伐後は輸送機がいろいろな物資の入ったアイテムボックスを落としてくれる、ナイスな演出も入る。

 あれこれ難点はあるものの、各チャプターにはいろいろなアイディアを入れて個性を持たせており、ほとんど受け狙いのようなカスタムサウンドもまぁまぁ面白く(嫌中派な人にはオススメできないが)、良くも悪くも印象に残るものはあるカスタムマップだと言える。

 マップの見た目がもっと作り込まれていれば、中国版の「Dniepr」になっていたかもしれず、個人的には非常に惜しい出来と感じられるのだが、それでもチャプター2のスカベンジはあんまりだと思うので、なんとも評価のし難いマップではある。
 正直言って、チャプター3と4だけのショートマップだった方が、プレイヤーからの評価は高くなっていたと思う。

 また、間違いなくシングルプレイよりは仲間内でのマルチプレイで遊ぶのに向いており、世間で何かと話題の中国へのいろいろな感想を述べつつプレイするのが、よりこのカスタムマップを楽しめるのではないだろうか。

 全4チャプターで、クリアまでは1時間ちょっとはかかる。

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# by overkilling | 2015-03-30 20:56 | PC版left 4 dead 2

Dniepr サブクエストの謎

 ウクライナを舞台にしたカスタムマップ「Dniepr」には、各チャプターにサブクエストがある。

 チャプター1のサブクエストは鍵を見つけるだけなので簡単なのだが、チャプター2はかなり難解で、詳しく調べてみると面白い…と思ったのだが、結果は妙に曖昧なものになってしまった。
 チャプター3は簡単な暗号解読で、鍵が落ちている場所を見つけることが目的になっている。

チャプター1:
 ゴール地点のセーフルームのちょっと手前にある横道に入ると、壁に「YOU NEED THE GOLD KEY」と書かれたドアがあり、「OPTIONAL:FIND THE GOLD KEY」とメッセージが出る。
 鍵はヒューズを設置して開けたシャッターから進んだ先の、階段の裏側にある。発光はしないので、けっこう見つけにくい。

この階段の裏側、ちょうどゾーイがいるところあたり。
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 ドアを開けると、中の小部屋でマグナムや近接武器を入手することが出来る。
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チャプター2:
 クエスト発生は、最初のラッシュイベントで壁を爆破して入る建物を出たら、右回りに建物を回りこむと、行き止まりにドアとコード入力のカラープッシュボタンがある。そこまで来ると「OPTIONAL:ENTER IN THE ALKONOST STATION」(ALKONOST駅に入れ)と表示が出る。
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 ドアの開け方は、色を変えながらひとつづつボタンを押していくのだが、厳密な方法は不明。
 一番わかりやすい簡単な方法は、上の列から順番にボタンを押していき、32回目にグリーンのボタンを押す。
 ボタンを押す特定の順番はないようだが、色はボタンを押すたびに変える必要がある(同じ色のボタンを押し続けても、開けることは出来ない)。
 また、最後は必ずグリーンのボタンを押さねばならない。
 ボタンは並んでいる順番どおりに押すだけなので、右からでも左からでも、下の列からでも上の列からでもいい。
 上から下の列までいったら、また上から押していってもいいし、下から上へと戻ってもいい。
 とにかく並んでいる順番通りに押すことと、32回目は真ん中のグリーンのボタンを押すこと。これだけ。
 他に何か設定や条件があるのかもしれないが、とにかく、上から順番にボタンをひとつづつ押していけば、32回目は真ん中のグリーンのボタンを押すことになるので、ドアは開くはずである。
 ただ、この32回目というのも絶対ではなく、適当にボタンを何十回と押しまくった後でも、上から順にボタンを押していくと、グリーンのボタンを押した時にドアが開くようになっている。
 
 ドアの中に入ると、チェーンソーやM60を入手できる。また、チャプター2の制作過程の画像を見られる公式サイトの特別ページのアドレスもある(全然大したことはないが)。

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 以下は、以前にあれこれとチャプター2のサブクエストを考察した際のレポート。結局、これらは全然関係なかったことになるのだろうか…。
 ドアを開けられるようになった今でも、これらのヒントがどう関わっているのか、さっぱりわからない。

 入力コードのヒントらしきものは、ドアよりかなり戻った場所にある、先のラッシュイベントの開始場所へ続く階段を登る手前の、やや広いスペース(壁に「REACH THE EVACUTION POINT」とある部屋)の柱のひとつに、9種類のカラーに割り当てられた数字が書いてある。
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 ところが、入力するコードナンバーがわからない。数字順にカラーボタンを押してみたが、5つ目をプッシュした時点でブザーが鳴る。
 適当にボタンを押しまくっても必ず5つ目でブザーが鳴るので、おそらくは正しいコードナンバーを入力するために5回ボタンを押すのだと思われる。
 しかし、そもそもボタンからかなり離れた枠外を押してもプシュっと入力音がするので、果たして色別でちゃんとコード入力が出来るものなのかどうかもわからない。

このあたりをアクティベートしてもプシュッと入力音がする。
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こんな角度でも入力できる。もはや何色を押しているのかもわからない。
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 また、この場所に来るまでの何箇所かに(ドアの真横にも)、「PROPHETIC BIRD TALKS TO US DNIEPR TRAILER#02 (go to 11 sec)」と壁に書かれてあり、Youtubeでトレーラームービーを見ると、11秒あたりで男声が数字を喋っている!

 その数字は、2、7、5、8、4、5、3、2 である。
 カラーに変換してみると、グレー、オレンジ、グリーン、レッド、ブルー、グリーン、イエロー、グレー、となる。
 ・・・なのだが、この数字に該当するカラーを押していっても、5つ目でブザーが鳴ってしまう。
「11 sec」とあるので、再生時間11秒からの数字8、4、5、3、2に該当するカラーであるレッド、ブルー、グリーン、イエロー、グレーも入力してみたが、ダメだった。
 また、動画の26秒あたりから数字を繰り返しているが、2、7、5、8、4、5、3、3、と、末尾の数字が3になっている。
 さらに、45秒あたりでは2、7、5、8、4、5、3、4、となっており、(末尾の数字のあたりの声は聴こえないが、Youtubeの字幕設定をオンにするとそう表示される。おそらく制作者が仕込んだものだと思われる)数字がひとつづつ増えているのがわかる。

 トレーラームービーには女性の声も入っているが、ロシア語(?)っぽいので聴き取るのは難しい。
 ただし、先の字幕設定をオンにすると、なんとスペイン語による字幕が流れる。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<男声>
Transmision 2-7-5-8-4-5-3-2
(伝達)

00:00:07,500_> 00:00:15,500
Transmision 2-7-5-8-4-5-3-
(伝達)
3
00:00:16,000_> 00:00:17,300

<ここから女声>
Si me oyen,
(彼らが私の話を聞くならば、)

la enfermedad se extendio
(蔓延する病気)

Los mato a todos.
(私は、彼ら全員を殺します。)

Ya no tenemos ninguna solucion.
(我々には、少しの解釈もすでにありません。)
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 喋っていることの意味は、感染が広がったので感染者を抹殺する、というような意味だと思われる。

 ちなみに、「ALKONOST」とはロシアの神話に登場する、鳥の体に女性の顔を持つ生き物であるという。
 なので、壁に書かれた文字の「PROPHETIC BIRD」とは「ALKONOST」のことであり、トレーラームービーの女声が、「TALKS TO US 」我々に語られる予言の言葉である、と解釈は出来る。

・・・だから?
 そう、だから何なのかさっぱりわからない。
 コード入力ボタンが、ちゃんと色別で入力認識できるものだとしても、5つの正しい入力コード(色順)を知る必要があるわけだが、トレーラームービーからはすんなりと判断できない。


・・・と、チャプター2のサブクエストの考察は以上である。
 結果的に、ドアを開ける方法は見つかったが、正確な入力コードはわからないまま。
 しかし、ここまで来ると完全にゲーム外の謎解きと化しており、たかがドア1枚開けるサブクエストにこんな難解な謎解きを設定しているのは無茶苦茶な気がする。


チャプター3:
 プリピャチ市街のイベントで開けるゲート右手側の高架下に落ちている銃の前に行くと、「Optional:Find a way to open the Green Box」とメッセージが出る。
  「Green Box」とはゴミ箱(ダンプスター)のことで、メッセージが出る場所にある薄汚れた巨大な箱を指している(緑色ではないので注意)。

 この箱の前には暗号が書かれた板切れが置いてある。
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 暗号を解くヒントは、チャプター3のスタート地点のセーフルームがある建物内の壁の一角に書かれている。
 
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 このヒントをもとに先の暗号を解いていくと、

 BEHIND BIGGEST TREE

 と書かれているのがわかる。
 つまり、「大きな木の陰」に何かあるというわけだ。

 「大きな木」は、プリピャチ市街に入ってすぐ目の前に見える公園の真ん中にある。
 
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 この木の根元に屍体が倒れており、その脇に「Green Box」を開ける鍵が落ちている。
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 鍵をアクティべートして取得した後、高架下に戻って「Green Box」をアクティベートすると、蓋を開けることが出来る。
 中にはチェーンソーや日本刀、回復キットなどが入っている。
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 なお、チャプター4にはサブクエストは設定されていないようである。

# by overkilling | 2015-03-19 04:11 | PC版left 4 dead 2

L4D2カスタムマップレビューその200

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「Grey Scale」
(DL先はsteamなので、サブスクライブで落とす)

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 都市を舞台にしており、手堅く作られてはいるものの、あまりこれといった特徴もない。
 ところどころに小ネタのようなアイディアを仕込んではいるが、すぐに合流してしまう分かれ道や、ちょっと進むのに苦労する水溜りといった程度で、プレイ後の記憶に残るものは少ない。
 ガントレット形式のイベントで特殊感染者の湧きが執拗だったり、ルートを間違うと開始場所に戻ってしまうといった、少々プレイしづらいと感じる部分もある。
 また、キャンペーンの後半部分は正直言って手抜き感があり、「ノーマーシー」のコピペのような場面もいくつか見受けられた。
 フィナーレも「ノーマーシー」のそれを思わせるが、残念ながら単調な代物なのであまり面白くはない。
 タンク討伐後は、壁の一角にある柵が開くので、そこから進んでヘリまで逃走しよう。
 個性も面白味も少ないが普通に遊べるだけのクオリティはあるので、プレイしても損はないレベルではある。
 全4チャプターで、クリアまでは40分ほどかかる。

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# by overkilling | 2015-03-16 20:19 | PC版left 4 dead 2