L4D2カスタムマップレビューその214

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「Hiking Trails」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 山麓を舞台にしたカスタムキャンペーンで、他では見られない要素が詰め込まれた各チャプターをそこそこの完成度でまとめている。
 特にチャプター1は丁寧に作り込まれており、限定されたロケーションでありながら目まぐるしくシチュエーションが変化していくので、プレイヤーを飽きさせない作りになっている。

 ただ、チャプター2以降はそれなりのクオリティになってしまい、他のよくあるレベルのカスタムマップと同質に思えてしまうのが残念。
 見えない壁や、落ちると大幅に遠回りして戻ってこなくてはならない坂、ややわかりにくいルート設定など、ゲーム性としてもかなりイマイチな部分が目についてしまう。

 また、山麓という高低差のあるシチュエーションでのためか、Botがとにかく死にやすい。
 チャプター3では丸太を運ぶトロッコが走る線路を進む、危険で楽しい仕掛けもあるのだが、残念ながらBotは簡単にトロッコに轢かれてしまうので、シングルプレイでは全滅を招きやすい問題箇所になってしまっている。
 それでいて、復活できるクローゼットがこのキャンペーンには存在しないので(あろうことか、フィナーレにたどり着いても復活できない)、プレイのしやすさという観点からも問題がありすぎる。

 フィナーレ自体も、回復キットひとつに弾薬補充はなし、という意味不明な制限を設けている。その一方で、感染者が一箇所からしか来れない篭り場所がいくつもあるのでラッシュに楽に対処できてしまい、ただただ単調なだけのフィナーレになってしまっている。

 マップを作るだけで精一杯で、テストプレイやユーザーからのフィードバックがほとんど得られていないのでは?、という推測が簡単に成り立ってしまうほど、後半のゲーム性の出来の低さが寂しい。チャプター1のクオリティのままで全編が作られていれば、相応な評価を得ることが出来ていたかもしれない。

 全4チャプターで、クリアまでは40分ほどかかる。

 なお、他のカスタムキャンペーンである「Dniepr」を同時に導入していると、この「Hiking Trails」と競合してチャプター4のロードが途中でストップしてしまうので注意。おまけに、チャプター4から始めるとなぜだか「Dniepr」のチャプター4が開始されてしまうという、謎すぎるバグもある。

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by overkilling | 2015-08-30 23:41 | PC版left 4 dead 2

L4D2カスタムマップレビューその213

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[「Planet crush」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 1チャプターながら異星を舞台にした珍しいカスタムマップで、ドラマ・映画の「スタートレック」のエンタープライズ号が宙に浮いていることから、その世界観をモチーフにしていると思われる。

 マップはかなり短めだがけっこうしっかりと作られており、ゲームがスタートしたらその異様な風景にちょっと驚くかもしれない。
 チープな雰囲気も、ある意味50~60年代くらいのSF映画を再現しているかのようでもある。

 ゲーム性も無理なく作られており、ごく普通に遊べるクオリティのマップになっている。

 ただ、落ちるとダメージを受ける毒の川(?)は、チャージャーあたりにBotが吹っ飛ばされて突っ込むと、他のBotたちも助けようとして全滅してしまう。
 またフィナーレでも、一見縁があって大丈夫そうなのだが、やはりチャージャーに吹っ飛ばされて2人のBotが墜落死したこともあった。
 マップの見た目とは違って、けっこうリトライを招きやすい難しい部分もある。

 フィナーレは筒状のエレベーターを動作させると上の階に行けるのだが、このエレベーターはBotが1人でも乗っていれば動いてしまうようである(乗っていないBotは置き去りにされる)。
 上の階に着いたら、無線機を使えばフィナーレが開始される。場所的に特殊感染者がけっこう脅威で、ラッシュもさらに上の階から降ってきたりと、なかなか骨太な感じで作られている。

 他では見られない世界観も雰囲気いいし、道中に謎の巨人が歩いていたりと、けっこうインパクトのある内容のカスタムマップになっている。

 クリアまでは10分ほどかかる。

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by overkilling | 2015-08-23 23:05 | PC版left 4 dead 2

L4D2カスタムマップレビューその212

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「The Bitter End」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 2011年頃に公開されていたカスタムキャンペーンで、2015年の6月に最終バージョンが新たにアップされている。

 基本的には秘密基地っぽい不思議系のマップで、最初から最後まである意味不条理な展開がプレイヤーを待ち受けている。
 かと言って普通ではクリア不能なストレスの溜まる糞マップというわけでもなく、マップの見た目的にもいかにも糞マップ臭がするのだが、技術的には割りとしっかりとしている。

 ただ、マップのあちこちがいかにもカスタムマップらしくごちゃごちゃと詰め込まれていて、イベントの展開もわかりづらく、プレイのしづらさが致命的なマイナス点になっている。
 マップの作りはけっこう奥が深そうなのだが、プレイヤーが楽しめる要素があまりないので、じっくりと攻略する気にもなれない。

 チャプター1で何もない壁に矢印が書かれているところがあったら、その壁を撃って破壊しよう(何もしていなくても破壊されていることもある)。
 地下道の落とし穴の罠のところからはランダムでルートが変わり、ラッシュがダラダラ続く謎の屋敷の方へ行ってしまうと正直言って面倒なだけなので、いっそやり直した方がいいかもしれない。屋敷に来てしまったら、イベントをこなしてドアから脱出した後は、真っ白な左右開きの自動ドアをアクティベートして開けて先へ進もう。奇妙なふたつのゾンビ転送装置がある部屋のイベントは、壁にスイッチらしきものがあるのでそれをアクティベートすれば、そのうちドアが開くようになる(と、思う)。

 チャプター2のクラブでのイベントは、壊れる壁ではなくその対面にあるドアから先へ進む。

 チャプター3はお使いだらけのマップになっており、とにかく発光しているオブジェクトを探してアクティベートしまくっていれば何とかなる。一部、コントロールルーム等で発光しないボタンがあるので、それっぽいものを見つけたらとにかく押しまくろう。白いコンソールが縦に3つ並んで真ん中が発光しているところは、それを撃って破壊する。
 終盤の工場内でコンテナの上に回復キットがふたつある場所は、コンテナを動かす前に回復キットを無理に取ってしまうとタンクが複数湧いて全滅まっしぐらになる罠があるので注意。コンテナを動かしたあとは、すぐ下の階に降りて通路を進んでいけば壁に穴の開いている部屋に入って先へ進むことができる。

 残念ながらこうした仕掛けがバグってうまく働かないこともあり、私の場合、回転する床が止まらなかったり、ラッシュイベント中にゲームがクラッシュしたこともあった。
 イベントは待たなければいけないのか先へ進めるのかがわかりづらく、ひとつひとつのチャプターがかなり長いこともあって、プレイしていてウンザリしてきてしまう。こうした面は以前のバージョンよりもさらに顕著になってしまっているので、制作者の自己満足ばかりが先走ってしまった感がある。

 アイテム類はかなり親切に設置してあり、序盤から上位武器を入手できたり、回復キットも道中に多めに置かれている。

 駅の倉庫で戦うフィナーレは完全に篭れてしまうので、苦もなくクリアできる。
 脱出は列車ではなく柵の外側に装甲車が来るので、柵が開いたらそれに乗り込もう。Botたちもちゃんと乗ってくれる。

  全体的に、難易度が高いわけではないのだが初回プレイがかなり厳しく、それでいて再プレイしようという気にさせる要素は皆無なので、せっかくの凝った作りが完全に裏目に出てしまっている。もっともっとプレイしやすさを考えてマップデザインをしないと、このカスタムキャンペーンがプレイヤーを楽しませるのはなかなか難しいのではなかろうか。

 全3チャプターで、クリアまでは50分ほどかかる。

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by overkilling | 2015-08-17 01:50 | PC版left 4 dead 2

L4D2カスタムマップレビューその211

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「Aftershock」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 1チャプターのショートマップながら、地下基地や沼地の村、ガソリンスタンドから地下道へとステージはめまぐるしく進んでいく。
 マップは暗めで個性も薄めだが見た目はしっかりと作られており、サクサク進めるのもあってなかなか楽しい。

 序盤に武器制限があったり、進行方向がやや説明不測(ガソリンスタンドを破壊した後は進めるルートを見つけよう)など、細かな点で気になる部分もあるにはある。
 おそらく一番わかりにくフィナーレは、弾薬や回復アイテムがある場所に倒れている死体が無線機を持っているので、それを使って開始する。
 2体目のタンクを倒した後は、どこにも行かなくてもそのまま戦っていれば自動的にクリアとなる。

 ゲーム性にもう少し丁寧さが欲しい気もするが、1チャプターと短いのもあって、気軽にプレイできる類のカスタムマップになっている。

 クリアまでは20分ほどかかる。

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by overkilling | 2015-08-14 20:30 | PC版left 4 dead 2

L4D2カスタムマップレビューその210

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「Roadkill」

 プレイキャラはL4D1のキャラ。
 幹線道路を舞台にしており、同じ作者制作の1チャプターマップだった「Gridlock」をキャンペーンとして作り直した内容になっている。

 「Gridlock」はセンスも良く作りもしっかりとしていたのだが、1チャプターしかないためにリトライになるとキツい、マップのボリュームも物足りない、という難点があった。
 この「Roadkill」では4チャプターのキャンペーンとして再編成することでそれらを改善し、より遊びやすいマップに仕上げられている。

 ただ、「Gridlock」で見られたいくつかの特殊イベントの要素は削られ、キャンペーンとしてもかなりシンプルな内容になっている。
 セーフルームの直前にガントレット形式のイベントを盛り込むなど、作りはしっかりとしているのだが、幹線道路を舞台にしている、という印象以上のものは感じにくいかもしれない。

 アイテム類の配置はしっかりとしており、特にメディキットは余るほど入手できるので、難易度的にもかなり易しめ。
 そのためか、ラッシュが若干多めな気もするが、さしてストレスに感じるようなことはなかった。

 ルートは案内表示が少ないのもあって若干わかりづらい。複雑なものではないので一旦理解してしまえばサクサク進めるのだが、もう少し案内があった方が良かったかもしれない。

 また、私がプレイした際に道中でタンクが出現したのはなぜだかチャプター4のみで、マップの作りがどこも同じような感じなのもあって特殊感染者は軒並み印象が薄かった。ロケーション的に、チャージャーやジョッキーは脅威に感じられそうなのだが、常に渋滞車両に囲まれているので対処が楽になっており、そのあたりはもう少し練って欲しかったところだと思う。

 ガソリンスタンドで戦うフィナーレは「Gridlock」の不満点をかなり改善している。ただし、溶岩があふれ出るイベントは仕込まれておらず、普通にヘリで脱出する形になっている。

 全体的に、「Gridlock」をプレイした際の「こういう風だったらもっと良かったのに」という意見をいろいろ取り入れて小気味良くまとめた感のあるキャンペーンなのだが、あまりにシンプルすぎて、逆に印象が薄くなってしまった感もある。
 この内容で、瓦礫が降ってきたり溶岩が流れてきたりといった特殊イベントもそのまま残していれば、インパクトもあってもっと面白いマップになっていたかもしれない。

 全4チャプターで、クリアまでは40分ほどかかる。

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by overkilling | 2015-08-10 00:04 | PC版left 4 dead 2