カテゴリ:PC版left 4 dead 2( 220 )

L4D2 カスタムマップレビューその179

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「Badwater Basin」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 「Team Fortress 2」のマップを流用した、アメリカ西部の荒野の工場(?)でトロッコ車輌に積まれた爆弾を処理する生存者たちの奮闘が描かれる、1チャプターの特殊なマップ。
 トロッコは燃料タンクで給油するとレールの上を走り、ガソリンが切れると停まるので次々にスカベンジしていくことになる。
 合計24個もの燃料タンクを給油せねばならないが、一度に全部スカベンジするのではなく、トロッコがある程度進むと探索できるエリアが広がるという形式になっている。
 延々と続くゾンビラッシュの中、凝った作りのステージ内を燃料タンクへのルートを探して回るのは意外に楽しく、シングルプレイでも何とかなる難易度になっている。
 リプレイ性はあまりないが、ちゃんとタンクも登場し、最後はきちんと脱出もするので、スカベンジにあまり抵抗がなければオススメできる内容になっている。

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by overkilling | 2014-06-17 09:17 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその178

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「Warcelona」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 スペインのバルセロナ地方を舞台にしたキャンペーンで、マップの見た目の完成度は恐ろしく高い。
 様々なカスタムスキンやテクスチャ、オブジェクトを使って、他では見られないこのカスタムマップ独自の美麗な世界を創り上げている。

 各チャプターのロケーションのアイディアも豊富で、どのステージも個性に満ちており、マップを歩いているだけで楽しめる。練られたマップ構成や、廃墟感に溢れた終末的な世界観の演出も見事である。

 注意深くプレイすれば、いくつかの隠し要素や細かい設定を発見することが出来たりと、なかなか奥深い作りにもなっている。
 例えば、チャプター2のセーフルームは、先行した生存者たちが壁に悪態だけ残してアイテム類を全部持っていってしまったことになっているのだが、その無慈悲な生存者たちはセーフドアのすぐ外で全滅しており、回復キットや銃が周囲に散乱しているという、ちょっと皮肉めいた設定が仕込まれている。

 ただ、ゲーム性においては、全体を通して不親切さや丁寧さに欠けた場面も多々見受けられ、少なくとも初見プレイではかなり苦労してしまう難易度になっている。

 チャプター1は案内表示がほとんど見当たらず、ルートを探してあちこち動き回らねばならない。

 チャプター2ではアイテムが置いてある場所に即死級の罠が仕掛けてあったり、気づきにくい階段の裏側に弾薬置き場があったりと、かなり陰険な配置になっている。また、上下へ移動するパートが多いので、Botがスタックすることもよくある。稀に、瓦礫の上でプレイヤーキャラが数秒間スタックする事態まで発生する。

 チャプター3のリフトで地上へ出るパートも、Botたちはリフトに乗らずに梯子やワープで着いてくるので、事故やスタックが起こりやすい。直後にある飛行機のドアを開けるイベントは、無限ラッシュの中を進んでいくガントレット形式なっており、その途中でりゅう弾砲まで撃つ、初心者殺しのハードワークな展開となっている。

 最大の難点はチャプター4のフィナーレで、セーフルームから脱出ポイントまで広大な広場の階段を延々とガントレット形式で駆け抜けることになっており、下手すると難易度ノーマルでもリトライを繰り返してしまうほど難易度が高い。ルートがランダム決定されるポイントが3箇所もある上、ラッシュ中に固定配置のタンクが出るポイントが2箇所、中盤には生存者が全員揃わないと開けられないフェンスがあり(ダウンした生存者を見捨てることが許されない)、特殊感染者の湧きも頻繁で、ラッシュの量も決して少なくはない。
 マルチプレイではよほどチームワークが取れていないとクリアするのは至難の業であり、シングルプレイでも、Botが足を引っ張ってしまうので攻略の手順を知っていてさえリトライを食いまくることがある。
 また、意地の悪いことに、チャプター4で使えれば便利な近接武器がフィナーレ開始前には入手出来ないので(チェーンソーはあるが、シングルプレイではおそらく最後までは持たない)、チャプター4までの道中のどこかで見つけておく必要があるが、キャンペーン全般を通して設置が少ないので、強力な近接武器は入手しにくい事態になっている。
 
 アイテムの配置も序盤のチャプターはかなり乏しいので弾切れになることも多く、運が悪いと上位武器がキャンペーンの半分以上を過ぎたチャプター3の終盤まで入手できなかったりと、けっこう制限がある。
 道中の難易度も高く、特に特殊感染者はラッシュルート上に固定配置されていたり、複数同時湧きしてくるなど、かなりいやらしい使い方がされている。

 もっと初見プレイでも遊びやすい調整にしていれば、作り込まれたステージや世界観のクオリティで数あるカスタムマップの中でも最高傑作のひとつに数えられる評価を得ていたかもしれないだけに、知っていないとかなり苦労するルート設定やアイテム配置、イベントの攻略法など、ライトユーザーを突き放した作りが実にもったいなく感じる。

 ただ、初心者向けでないのは惜しいところだが、公式マップを凌ぐ作り込みは素晴らしく、見所も多いキャンペーンなので、ぜひ一度はプレイすべきカスタムマップのひとつでもあると思う。リプレイ性も高く、何度かやり込んで攻略を覚えてしまえば、緊張感のあるプレイ感覚に他にはない面白味を感じることができる。

 全4チャプターで、クリアまでは50分ほどかかる。

 なお、チャプター1の序盤のマンション内で見つかる巨大な肉片は、チャプター2まで持っていき、「JAMONES LOLI」と看板が出ている店内に入って奥のカウンターの上に設置すると、床の入り口が開く仕掛けになっている。
 この入り口の中に入っていくと、そこには何と「マインクラフト」の世界が広がっており、近接武器でブロックをどんどん壊して奥へと進んでいけるようになっている。
 奥地ではタンクが待ち受けており、これを倒して最奥まで行けば、「Warcelona」の公式サイトで2種類のvpkファイルを入手可能となるパスワードを見ることが出来る。
 この2種類のvpkファイルは「Warcelona」の最初期のデモバージョンと、数年前にバルセロナの動物園で死んだ白いゴリラを模したタンクMODとなっている。

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by overkilling | 2014-06-17 03:16 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその177

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「Vague Reminders」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 都市部を舞台にしており、いかにもカスタムマップらしく様々なロケーションが詰め込まれている。
 完成度的にはそこそこで、マップ構成にもう少し丁寧さやバランス調整が欲しかった気もするが、最後までしっかりと遊べる。
 マップが若干暗い点や、案内表示がもっと欲しい場面など至らない点もあるものの、小ワザ的なアイディアを盛り込んだステージがめくるめく過ぎていくので、なかなか熱中できる。
 ただ、逆に完成度がもっと高ければ…と惜しく思えてしまうのが正直なところ。
 良くも悪くもカスタムマップという出来で、公式マップのレベルにはほど遠い大雑把な部分もけっこう目立っている。
 地下鉄で戦うフィナーレの出来もやはりそこそこといった感じで、これで電車が何本か走ってきたりするのならまだインパクトの面でも違っただろうが、それなりに戦っているうちにいつの間にか脱出となってしまう印象面の弱さは否めない。
 全4チャプターで、クリアまでは50分ほどかかる。

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by overkilling | 2014-06-16 03:03 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその176

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「Dead Echo 2」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 L4D1版からの移植カスタムキャンペーンで、内容はほぼ同じものになっている。
 ただ、マップの見た目は相当に作り込まれており、しっかりとL4D2の美しいマップに仕上げられている。
 ロケーションにあまり個性が見当たらず、いつかどこかで見たような光景が続いてしまうのは残念だが、マップの見た目の完成度はなかなかに高い。
 L4D1版の問題であったbotの動きの悪さは多少は改善されているようだが、脱出時に救出車輌の一番奥まで行かないとbotたちがスタックして乗ってくれなかったり、道中でラグっていたり、意味不明の動きをしたりする場面も見られた。
 また、チャプター2のリフトのイベントで、端に寄った状態でスタートボタンを押すとリフトに挟まれてスタックし、そのままチャプタークリア出来なくなって詰んでしまうという、ほとんどバグに近い出来のところもある。
 さらにはあまり難易度のバランスがいいとは言えず、序盤から大量のイベントラッシュがあったり、ラッシュと同時にタンクが出現したり、特殊感染者のリポップも絶え間ないなど、苦労する場面が多い。回復アイテムを大量に配置して対処できるようにはしているのだが、逆に上位武器を入手以後の中盤からは、一転してかなり簡単になってしまう。
 マップの見た目がいい一方で、ルートやイベントなどはもうひとつ作りが甘く、わざとプレイしづらいように作られている場面もあり、演出の地味さもあってこのキャンペーンが佳作的な評価までしか得られていない要因になっている。
 フィナーレは無線機をアクティベートするだけで開始になるようわかりやすく改善されているが、1度目に出現するタンクが時間差で2体出現、2度目の登場では1体出現の後に2体同時出現という、とんでもない仕様になっている(フィナーレでは合計で5体ものタンクを倒す必要がある)。一応、タンクとは戦いやすいマップになっているので、複数体のタンクが出ても何とかなるのだが、それでも全体をまとめるバランス感覚やプレイしやすさに、もうちょっと気を配って欲しかったというのが正直なところ。
 現状では、キャンペーンの良い部分より、悪い部分の方が目立ってしまっている。
 全5チャプターで、クリアまでは1時間ほどかかる。

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by overkilling | 2014-06-01 23:24 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその175

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「Pasiri」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 日本人制作のキャンペーンで、不思議系なマップの中で各所にコーラを届けるという、独自性に溢れた内容になっている。
 各チャプターで様々なロケーション・ゲーム展開が用意されており、なかなか飽きさせない。
 基本的にはインターホンで依頼を聞き、ラッシュの中をコーラがある場所まで走り、依頼主の元までコーラを持って帰るとセーフルームへのドアが開く、という手順で、さすがにリプレイ性は薄いが、シングルプレイでも意外や楽しい。
 序盤はアイテム類も豊富で、ルートも分かりやすく、コーラを運搬するコツをつかめばチャプタークリアもそう苦労はしない。
 とはいえ作者はイージーモードでのプレイを推奨しており、さすがにシングルプレイではノーマルでも厳しかろうが、マルチプレイならごく普通に楽しめる。
 チャプター3は少々特殊で、一度コーラを運搬した後、そのコーラが階下に落下してしまうので、エレベーターで下に戻ってどこかに落ちているコーラを取ってこなくてはならない。
 フィナーレはかなり手間のかかる設定になっており、最初にコンソールで電源を入れた後、マップの四隅にある保存庫からコーラを入手し、それをあちこちにある搬入口の扉へ持っていく。2階部分に上がれる階段は2箇所しかないので、コーラをすべて配達するには相当な距離を走ることになる。
 このおかげでフィナーレだけ極端に難易度が跳ね上がっており、時間がかかるのもあって、バランスが悪いとさえ言える作りになっている。せめてもっと豊富に回復アイテムなどがあれば良かったのだがそうもいかず、アイテム回収するのでさえ苦労してしまうのは難点であるように思う。
 マップの作りやゲーム性が通常のL4D2のものとは異なるので合わない人もいるだろうが、オリジナリティに富んだ、尖った方向性のカスタムキャンペーンである。
 全4チャプターで、クリアまでは1時間ほどかかる。

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by overkilling | 2014-05-30 21:15 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその174

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「Yama」

 プレイキャラはL4D1のキャラ。
 日本を舞台にしたカスタムキャンペーンで、マップの見た目の完成度が高く、素晴らしい出来。
 東京の繁華街や京都の清水寺、廃村、廃ホテルなど、インパクトがあり、他のカスタムマップでは見られないオリジナリティの高いステージの数々を遊ぶことができる。

 ありえないほど細かく構成されたマップは見事に日本独特の街並みを再現しており、ただルートを進んでいくだけでも面白い。日本人ならあちこちにツッコミを入れつつ見慣れた光景や懐かしい風景を楽しめるし、海外のプレイヤーなら極東の島国の一種異様な世界観に存分に浸れるだけのマップの個性がある。独創性という面においては、数あるカスタムマップの中でも間違いなくトップクラスだと言える。
 看板の日本語表記のおかしさや見た目で少々違和感を感じるポイントもあるが、これがL4D2のカスタムマップであることを考えれば、空恐ろしくなるクオリティである。

 こういった世界観重視のキャンペーンの場合、ゲーム性がイマイチなものも多いが、このキャンペーンは基本に忠実な仕上がりで、ごくごく普通にゲームを楽しめる。
 ただ、あまりにオーソドックスすぎて、淡々と進行し過ぎてしまうきらいはある。ラッシュイベントもありふれたものが多く、そもそもラッシュイベントがないチャプターもあり、マップの見た目以上のインパクトは感じられないのが惜しい。

 また、アイテム類もあまり親切な配置にはなっておらず、特に弾薬はルート上ではなく周囲の建物内に置いてあることが多いので、探索しないで先に進んでばかりいるとあっという間に弾切れになってしまう。一見、開きそうにないドアの奥に配置されていることも多く、弾薬に関してはかなり厳しい設定になっている。
 ルートはさほど複雑なものではないが、市街地でいくつかの店や家屋の中に入るのに気づかないと延々と迷ってしまうかもしれない。

 こうした作りであることからもわかるように、単純にセーフルームを目指してただ進んでいくのではなく、周囲を探索しながら建造物や風景を眺めつつ進行していくゲーム性になっている。

 フィナーレは神戸市に実存する廃墟の麻耶観光ホテルを舞台にしており、燃料タンクを集めるスカベンジ形式になっている。やはり廃墟をじっくりと見せたいという意図からなのか、フィナーレ開始前からホテル内をうろつけるため、先に燃料タンクを集めてからフィナーレをスタートするとかなり簡単にクリアできてしまう。逆にまともにフィナーレをプレイすると、場所が複雑でけっこう広いため、特にシングルプレイではそれなりに苦労する。

 いくつか物足りない部分はあるが、細かいアイディアも豊富で、何よりステージの独創性が素晴らしく、難易度的にもストレスになる要素はほとんどないのでプレイもしやすく、マルチプレイでワイワイ遊ぶのにも向いている。

 全5チャプターで、クリアまではすんなりいっても1時間以上はかかるが、ついついあちこち寄り道してしまうのもあって、マルチプレイだとさらに時間がかかるのは必至。それでも、最後までダレることなく遊べる素晴らしいキャンペーンである。

 なお、L4D2本体のバージョンアップ以後、残念ながらエラー表示になってしまったオブジェクトがいくつかある。
「Valve's Missing Content Fix」という表示バグを改善するMODを入れるとエラー表示がなくなるので、このカスタムマップを遊ぶのであれば事前に導入しておくのをオススメする。

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by overkilling | 2014-05-29 20:49 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその173

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「ZMB-13」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 地下工場からの脱出を目指すキャンペーンで、オーソドックスな作りのマップ。
 ライティングがやや暗く、見た目も派手さはないのでとにかく地味。
 ルートが一部ややこしく、チャプター1のオフィスは小部屋のひとつに天井から格子が下がっているところがあるので、そこからダクト内へ入る。
 チャプター2の開かないドアで進めなくなるところは、そのドアの横からパイプに飛び乗っていけるので、ぐるりと周って窓から中へ入る。
 フィナーレはラッシュの中を延々とダッシュし続けなければならないが、いくつか補給ポイントや一息つける場所が用意されており、マルチプレイでも何とかなるように設定されている。
 全3チャプターで、クリアまでは1時間ほどかかる。

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by overkilling | 2014-04-29 18:13 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその172

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「Vienna Calling 2」

 プレイキャラはL4D1のキャラ。
「Vienna Calling」の続編で、前作で展望台からヘリで脱出した直後からスタートする。
 前作以上にマップのボリュームが凄まじく、各チャプターにはアイディアが盛り込まれ、印象的な場面も多々存在する。
 特にステージの作り込みはなかなかのもので、インパクトのある面白いロケーションのマップの数々が目まぐるしく展開していく。
 これだけ豊富なアイディアをフィナーレまで持続させているクリエイティビティの高さには驚くばかりで、見た目の美麗さには欠けているものの、最高傑作のカスタムマップたちと肩を並べられるだけの内容の濃さはある。
 ただ、非常に残念なことに、ほとんどのマップが暗いので、プレイしづらさを終始感じてしまう。前作の悪かった面をそのまま引き継いでいるような部分もあり、あまりにもったいない。
 ルートは強引でわかりにくい箇所があちこちにあり、イベントも無限ラッシュなのかどうかがわかりづらく、同じ特殊感染者が複数湧いたり、ラッシュ中にタンクが2体出現したりと、初見プレイ時の難易度の高さはかなり半端ない。
 道中でL4D2のキャラであるエリスやコーチが力尽きるのに出くわしたり、達成感がまるでないラストシーンなど、意味不明な演出も激しく興を削ぐ。
 また、致命的なことにオブジェクトの表示バグが起こって先へ進めなくなったり、ステージ内を探索中に本来は入れないのであろう場所に入り込んでしまって戻れなくなり、詰んでしまうということもたびたび起こった。
 キャンペーン全体としての完成度は、残念ながらマップの印象度ほど高いものではない。
 フィナーレはガントレット形式で、相当な距離を走らねばならず、広い道路を進むパートが多いので高難易度ではかなり苦労する。最後は、ヘリコプターではなくエレベーターに乗ってクリアとなる。
 全体的に初心者お断りのマニア向けな作りをしている感があり、カスタムマップらしい尖ったアイディアを楽しめるのであればお腹いっぱいになれるのだが、キャンペーンが長すぎることもあって、大半の人は初回プレイだけでウンザリしてしまうかもしれない。
 内容的には面白いと思える場面もけっこうあるので、マップをもっと明るくして状況説明を増やし、遊びやすい方向性にして趣味の悪い演出も削除していれば傑作マップになれていただろうが、おそらく、そうしたリプレイ性のある一般的な方向性は目指していないのだろう。これだけの大型マップであることを考えると、個人的にはそのリプレイ性のなさはやはりもったいなく思える。
 全6チャプターで、クリアまでは1時間半以上はかかる。

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by overkilling | 2014-04-22 21:52 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその171

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「Undead Zone」

 荒野にある町や砂漠、軍事基地を舞台にした、非常に独特な色彩に溢れた手堅い作りのカスタムキャンペーン。
 オレンジ色に染まった荒涼とした風景が素晴らしく、独自性のある世界観を構築している。
 ゲーム性はかなりオーソドックスなもので派手さはないが、ルートもわかりやすく安心して遊べる。

 唯一、チャプター4のクレッシェンドイベントだけわかりづらく、コンソールでシャッターを開けて中のコンピュータを起動すると、エレベーターで地上へ出てきた場所の横のフェンスが開いているので、そこから先へ進もう。

 フィナーレは無線機と回復キット、武器の場所が離れており、面倒ではないものの、やや散漫な戦闘になりがち。
 脱出地点は上手く作られているが、場所を知っていると簡単になってしまうので、リプレイ性に貢献していないのが残念。

 また、スタート地点からフィナーレまで統一された世界観だけでステージが展開していくことから、チャプターが進行しても変わり映えしないヴィジュアルが若干単調に思えるかもしれない。

 チャプター2で視覚的なバグがあったり(なかった時もあった)、特定の場所でbotが足場から落ちると非常に遠回りをして戻ってくるなど、やや問題になるようなポイントもあるにはあるが、全体的にはしっかりとしたクオリティで、プレイして損のない内容のカスタムキャンペーンになっている。

 全5チャプターで、クリアまでは1時間ほどかかる。

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by overkilling | 2014-04-22 17:12 | PC版left 4 dead 2

L4D2 カスタムマップレビューその170

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「Tour of Terror」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 東ヨーロッパを舞台に設定しているカスタムキャンペーンだが、あまりそういう雰囲気はなく、しかしながら様々なロケーションを備えたなかなか完成度の高い内容になっている。
 市街地から巨大な城、フリーウェイから駅へと、作り込まれたマップの数々が素晴らしい。

 難易度的には易しめで、苦労するポイントはチャプター3のクレッシェンドイベントくらいだが、サクサク進んでいける面白さを初心者でも充分に味わえる。

 チャプター3のみ、イベント開始時からセーフルームに入るまで途切れることなく特殊感染者が湧き続ける仕様になっており、特にセーフルーム前の大穴のポイントは孤立させられてリトライを食いやすい危険地帯になっている。

 駅に篭るフィナーレは丁寧に作られてはいるものの、あまりにロケーションがありがちで面白味がなく、もうひとつ盛り上がりに欠けてしまうのが残念。

 やや道中に直線が長い距離が多く単調で、ラッシュイベントも単純なものが多いので、もうひとつふたつこのカスタムマップ独自の面白さがあれば、もっと印象も良くなっていたかもしれない。
 しかしながらほぼストレスなく遊べるので、初めてカスタムマップをプレイする人にも向いている。

 全5チャプターで、クリアまでは1時間ほどかかる。

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by overkilling | 2014-04-21 00:03 | PC版left 4 dead 2