カテゴリ:CPUトーナメント( 1 )

ファイヤープロレスリング

前々からやりたかった企画のひとつ、プロレス・格闘ゲームのウォッチモードで最強CPUキャラを決めるトーナメントを実行。
今回選んだソフトは…。

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「ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ」(1989・HUMAN)

プロレスゲームの名作シリーズ、ファイプロの1作目!
ほんとは2作目からやろうと思ってたのですが、1作目にもウォッチモードがあったとは(裏技使用)。
とりあえず16人のキャラクターを無作為に選んでトーナメント表を作成、優勝までの4回戦トーナメントを行うことに。

まずは16人のキャラクターの紹介と、ファイプロは中学の頃にやり込んだ私の優勝予想を。

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武蔵は一説によるとパラメータを抑えられていたらしく、優勝候補とは言い難い。必殺技の延髄斬りが連打で決まればあるいは、か。
冴刃も必殺技は武蔵と同タイプでCPUでも決めやすく、また制作者が元ネタとなったレスラーのファンだったとのことでかなり強めに作られているという話がある。今回の優勝候補筆頭と言える。

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トミーも強い。強いはずである。ただ、必殺技がバックドロップではなくジャンピングニーパットであるところに若干の不安を感じる。しかしながら、冴刃の対抗としては一番手であろう。
サンダーはフォールにつながる必殺技は強力だが、スタミナがないという説もあり、優勝は難しいか。

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力丸はファイプロでも実力者の上、サソリ固めはギブアップを取れるのでかなり有利。
マサは返し技のあるバックドロップが必殺技なのは厳しいかもしれない。試合のペースを握ればあるいは…。

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デビル・パイレーツの2人は論外である。むしろ、両者リングアウトにならないか不安である。

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バイソンは優勝候補に推したいところだが、いかんせん必殺技のラリアートが試合序盤は決めにくく、またフォール技もない。
ブルも同様で、スーパーヘビー級の基本的なパラメータの強さがどこまで通じるか、である。

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ディメンション・エキスプレスの2人はツライ。メキシカンだからか、パラメータがかなり抑えられているためである。必殺技もCPUでは当てづらい。

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アレンは返し技のないヘッドバットが必殺技なので、あるいはいいところまでいけるかも。
タイガーは一度場外へ落ちるとリングへ戻らない性質のため、勝つのは難しいだろう。

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今回のダークホース的存在なのがアーバン・ブラスターズの2人。
どちらもパワーがあり、返し技のない技が多い。特にリフトスラムが必殺技のアイアンはいいところまでいけるかもしれない。

いろいろと優勝候補を探っているうちに、試合開始前に一抹の不安が湧いてきました。
ファイプロ2作目以降は試合形式に「ランバージャック・デスマッチ」があるため、リングアウト決着は無しで試合が行えるのですが、今回の1作目にはそれがなく、CPU同士の闘いだと頻繁にリングアウト決着が起こるのです。勝ち負けがつくならまだしも、両者リングアウトの昭和的決着はいただけない。何よりトーナメントの枠が埋まらなくなってしまいます。
というわけで、両者リングアウトの場合はその試合はなかったことにして、決着がつくまで再試合を行うというルールにいたしました。

トーナメントの組み合わせは厳選なんるクジ引きにより決定。
さっそく試合リポートへいってみよう。

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序盤から、返されない必殺技のリフトスラム連打のアイアン。武蔵はほとんど反撃できない。
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場外でもアイアンがリフトスラムを決め、あっさりとリングアウト勝ち。
(アイアン○ 01分25秒リングアウト ×武蔵)

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序盤から反則技連打のタイガー。
流血したイーグルはバックドロップ連打で反撃。
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場外乱闘になるも、アームホイップを決めたイーグルだけがリングに戻って勝ちを拾った。
(イーグル○ 02分10秒リングアウト ×タイガー)

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いきなり必殺技のヘッドバッドを決めるアレン。凶器攻撃で流血させた後は、正攻法技で体力を奪う。
サンダーはいきなり卍固めを繰り出すも、あっさりと解かれる。
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最後はアレンがボディースラムからの体固めで2回戦へ進出。
(アレン○ 01分18秒体固め ×サンダー)

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まさかの悪役タッグ同士の対戦となった第4試合。
意外や序盤は正攻法で戦う二人。
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金的攻撃の応酬などもあったが、最後は場外で凶器攻撃を決めた2号がリングへ戻って勝利。
(1号× 01分26秒リングアウト ○2号)

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序盤からパワー殺方のナイト。次々に大技を決めるも勝負は場外へ。
場外で力丸が逆襲、両者無事にリングへ戻ると白熱の好勝負に。
力丸がサソリ固めを決めるもブレーク。再び場外へ。
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場外でのバックドロップから2度目のサソリ固めへとつなぐ力丸。しかし、場外ではギブアップは取れない。
両者再びリングへ戻るとナイトが逆襲。トップロープからのニードロップ、リフトスラムからのアトミックドロップからフォールへいくも、力丸はカウント2で返す。
ここから力丸が逆襲、バックの取り合いからバックドロップを決めた力丸がフォール勝ち。
トーナメントを通してのベストバウトでした。
(ナイト× 03分07秒体固め ○力丸)

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開始早々にバックブリーカーからサーフボード・ストレッチを決める理詰めのブル。さすが知性派?
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しかし、マサはバックドロップ3連発で逆襲。
その後は技の応酬に。
何度もバックを取るマサだが、ブルはバックドロップを決めさせない。
終盤にパイルドライバーを連発したブルがフォール勝ちして2回戦へ。
(ブル○ 1分58秒体固め ×マサ)

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1回戦屈指の好カード。
いきなり必殺のラリアートを決めるバイソン。その後も怒涛のラッシュ。
冴刃は返し技のないキャプチュード、ダブルアームスープレックスで逆襲するも、ロープが邪魔で必殺技の大車輪キックにいけず。
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場外へ移ってからからはまたバイソンのペースになり、最後はロープに振ってのエルボーからスリーパーホールドで優勝候補の冴刃がギブアップ!
(バイソン○ 01分02秒スリーパーホールド ×冴刃)

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七色のスープレックスで攻めるトミー。
バックを取られるコンドルは何度も返すが、場外戦から生還した後のトミーのバックドロップ一発でフォール負け。
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(コンドル× 01分13秒体固め ○トミー)

1回戦でまさか冴刃が負けるとは。
初期ファイプロの特徴ですが、パワーファイターが優勢なのは覆せない様子。
しかしながらリングアウト勝ちという手もあるだけに、勝敗の行方はわからない…。

それでは2回戦のリポートを。

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やはりパワー殺法のアイアン。
イーグルもローリングソバットで返すが苦しい。
場外戦でも常にアイアンがペースを握り、リフトスラムで放ってリングアウト勝ち。
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(アイアン○ 00分45秒リングアウト ×イーグル)

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いきなり必殺&流血技のヘッドバッドで攻めるアレン。2号も金的攻撃で返す。
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早々に場外戦になると、ブレーンバスターをリバースしたアレンが生還し、勝ち。
ラフも正攻法もできるアレンはまさに今大会のダークホース。
(アレン○ 00分38秒リングアウト ×2号)

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いきなりバックドロップの力丸。
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ブルは地道にボディスラムで返す。
戦場がコーナー際へ移ると、ブルが必殺のキングコング・ニードロップ!
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しかし2発目にいったところを力丸が起きてかわす。
すぐ場外戦になるも、カウントぎりぎりで技を食った力丸、リングに上がれずにリングアウト負け!
(力丸× 01分12秒リングアウト ○ブル)

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現実のプロレスでも三冠選手権をかけて何度も闘われた試合。
しかしながらかなり地味~な勝負に。
バックブリーカーで攻めるバイソンに対し、トミーは必殺技のジャンピング・ニーパット。
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場外ではサイドスープレックスを決めるも、リングに上がってからバイソンのバックブリーカーの連打を浴び、トミーまさかのフォール負け!
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(バイソン○ 1分28秒体固め ×トミー)

2回戦もやはりパワーファイターの勝ちが目立つ。単純にデカくて強い者が勝つ試合は、いにしえのプロレスのようでもある。

そして準決勝…。

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アイアンのパワー殺法をヘッドバットで返し、流血させるアレン。
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しかしアイアンはペースを譲らず、アレンは反則技も出せない。
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意外にもまともな展開になった試合は、パイルドライバー連打からのスリーパーホールドでアイアンがギブアップ勝ち。
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(アイアン○ 01分24秒スリーパーホールド ×アレン)

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現実のプロレスではシングルマッチは実現しなかった組み合わせ。
お互いに返し技のないバックブリーカーで攻めるブルとバイソン。
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しかし次第にブルがぺースを握り、バイソン苦しい。
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スリーパーホールドで体力を奪われたバイソンは起死回生のラリアートへ行くが、なぜか当たらず、もう1度ラリアートへ行くが今度はブルが両腕でブロック!
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その後、バックブリーカーを決めたブルがフォール勝ち。
(ブル○ 1分12秒体固め ×バイソン)

やはりパワーファイター同士の闘いとなった決勝戦。
共に返し技のない技でペースを握れるが、必殺技の分だけアイアンが有利か。

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バックブリーカーとリフトスラムで互いに攻める両者。
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どちらも技を決めた後のスリーパーホールドを使い、抜け目ない闘い。
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アイアンはフライングラリアート、ブルはドロップキックと空中戦もあり。
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五分五分で試合が進むも、ブルの場外へのブレーンバスターが決まり、場外戦へ。
場外戦でも五分だったものの、辛くも両者生還後のボディスラムからの体固めでブルが優勝!
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先にフォールに行ったブルの勝ち、といった展開であった…。
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優勝は意外にもビッグ・ザ・グレート・ブル。
返されないバックブリーカーからのスリーパーホールドで体力を奪ってペースを握って勝つ、という、意外にも必殺技を使用しない試合展開で全部勝ってしまった感。
あまり必殺技に意味がなく、返し技のない技の方が有効な初期ファイプロの特徴が色濃くでたトーナメントだった、ということかもしれない。
しかし、登場キャラクターのモデルになった選手のうち、ほとんどが現役でなく、亡くなっているレスラーも多いというのは時代を感じさせますな。
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by overkilling | 2008-12-24 23:19 | CPUトーナメント