L4D2カスタムマップレビューその208

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「Arcadia」

 プレイキャラはL4D1のキャラ。
 2008年のFPSゲーム「BioShock」の素材をフル活用した、1チャプターのカスタムマップ。
 独創性の高い「BioShock」の世界観を見事に再現しており、細かい設定やゲーム展開も「BioShock」らしさを追求している。

 ただし、それゆえ特殊なゲーム性になっており、正直言ってシングルプレイにはあまり向いていないのが残念。
 いわゆる「Let's Build」系(マップの各所で指定されたオブジェクトを制作することでゲームを進めていくスタイルのマップ)に近い内容のカスタムマップとなっている。

 アイテムはピストルと鎮痛剤以外は「BioShock」と同じくベンダーマシーンから入手するようになっており、お金の代わりに一定時間アクティベートし続けることで購入する。
 このため、Botたちは普通には武器を入手できないので、シングルプレイ時はプレイヤーが武器を次々に入手していって持っていた武器を床に落とし、それをBotたちに拾わせることで装備させる。

 武器は種類によって体系づけられており、初期武器をアンロックすることで上位武器のアンロックも可能となる。
 弾薬、レーザーサイトもベンダーマシーンでアンロックすることによって床の上に出現させることができるので、早めにアンロックしておこう。

 回復アイテムはベンダーマシーンからも入手できるが、一定量の体力を回復できるライフステーションも各所に常設されている。

 ゲーム進行はマップのあちこちに置いてあるアイテムを入手することで進んでいく。必要なアイテムを揃えれば、スタート地点で爆弾を製作し、それを脱出ポイントに設置すると、今度は脱出用のポッドを造ることになる。このポッドは何回もアクティベートしないと完成させることはできないので、ベンダーマシーンと同じくシングルプレイ時はプレイヤーは完全に拘束されてしまうので注意。
 脱出ポッドが完成すれば、その時点でゲームクリアとなる。

 感染者は延々とラッシュ状態で襲ってくるので、言ってみれば通常のキャンペーンのフィナーレを最初から最後までずっと続けているようなものになっている。一定時間でタンクも出現し、きっちり特殊感染者も出てくるので、難易度ノーマルでも相当に面倒。難易度イージーでマルチプレイするのが一番楽しめるかもしれない。

 1チャプターしかないとはいえ、マップの再現度は高いだけに常時ラッシュは無しにしてもう少しじっくりとマップ内を探索していく内容にした方が、より「BioShock」らしさを感じることが出来たように思う。
 また、ライティングが妙に明るすぎて、原作のあの狂気に満ちた異様な雰囲気までは再現し切れていないのも惜しい点。

 無理な要求であるのを承知で述べれば、これが全5チャプターのキャンペーンで普通にアイテム入手していくスタイルを守り、ライティングも原作通りの雰囲気を再現していれば、二次創作系のマップの中でも相当に評価の高いものになっていたのではなかろうか。
 カスタムマップの可能性のひとつとして、ちょっと夢見てみたくなる内容ではある。

 クリアまでは探索の進行速度によるが、だいたい30分前後はかかる。

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by overkilling | 2015-06-11 14:33 | PC版left 4 dead 2