L4D2 カスタムマップレビューその186
「Revenge: The Final Chapter」
プレイキャラはL4D2のキャラ。
かの「Beginning Hours: Chapter 1」から続く、全6キャンペーンにも及ぶ大河カスタムマップシリーズの最終作。
正直言ってこのシリーズは地雷以外の何物でもないのだが、ここまでシリーズが続いたというのは評価されるべきものなのかもしれない。
この最終作でも、やはり糞マップの要素があちこちに見られるのだが、これまでのシリーズ作に比べればまだマシにはなっている。
最終作最大の特徴は、途中で2種類あるパニックイベントのうちどちらをクリアするかを選び、その選択肢の結果で次のチャプターが変化する、という「チョイスシステム」にある。変化の結果であるチャプター2と3はほぼ同一のマップで、雨が降って冠水しているか否か、といった程度のものなのだが、再度のチョイスシステムの結果であるフィナーレとなるチャプター6と7は完全に別物のマップになっており、リプレイ性に極小的に貢献している。ただし、どちらのチョイスシステムもバグを抱えているようで、Botがフリーズしたり(スタックではなくフリーズである…)、感染者とBotが透明になって見えなくなったりと前代未聞の状態になっていた。
さらにはチャプター6、7ともに、フィナーレの脱出劇の最中にジャンプして障害を越える、というシーンがあるのだが、ジャンプしないで普通に走っていくとぶら下がり状態になるので、気づきにくいのが難点。
また、途中でダクトの中に入る必要がある場合、しゃがみながらジャンプすると、ダクトの中に進むことができる。
全6キャンペーンもの長大なシリーズものの最終作であるのを考えると、今更いちいち至らない点を指摘するのもウンザリするような低クオリティで、さらにはエンディングで最低レベルの演出が待っているなど、思わずプレイしたのを後悔するような内容なのだが(これはシリーズ作に低評価ばかり付けるプレイヤーへの制作者からの「リベンジ」なのだろうか?)、難易度的にはクリアが絶望的なものではないし、あえて地雷を踏んでみるのもまた一興なのかもしれない。
全7チャプターだが、前述した通り選択式なので一度にプレイするのは4チャプターまでで、クリアまでは40分ほどかかる。
by overkilling | 2014-11-13 02:47 | PC版left 4 dead 2