L4D2 カスタムマップレビューその172

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「Vienna Calling 2」

 プレイキャラはL4D1のキャラ。
「Vienna Calling」の続編で、前作で展望台からヘリで脱出した直後からスタートする。
 前作以上にマップのボリュームが凄まじく、各チャプターにはアイディアが盛り込まれ、印象的な場面も多々存在する。
 特にステージの作り込みはなかなかのもので、インパクトのある面白いロケーションのマップの数々が目まぐるしく展開していく。
 これだけ豊富なアイディアをフィナーレまで持続させているクリエイティビティの高さには驚くばかりで、見た目の美麗さには欠けているものの、最高傑作のカスタムマップたちと肩を並べられるだけの内容の濃さはある。
 ただ、非常に残念なことに、ほとんどのマップが暗いので、プレイしづらさを終始感じてしまう。前作の悪かった面をそのまま引き継いでいるような部分もあり、あまりにもったいない。
 ルートは強引でわかりにくい箇所があちこちにあり、イベントも無限ラッシュなのかどうかがわかりづらく、同じ特殊感染者が複数湧いたり、ラッシュ中にタンクが2体出現したりと、初見プレイ時の難易度の高さはかなり半端ない。
 道中でL4D2のキャラであるエリスやコーチが力尽きるのに出くわしたり、達成感がまるでないラストシーンなど、意味不明な演出も激しく興を削ぐ。
 また、致命的なことにオブジェクトの表示バグが起こって先へ進めなくなったり、ステージ内を探索中に本来は入れないのであろう場所に入り込んでしまって戻れなくなり、詰んでしまうということもたびたび起こった。
 キャンペーン全体としての完成度は、残念ながらマップの印象度ほど高いものではない。
 フィナーレはガントレット形式で、相当な距離を走らねばならず、広い道路を進むパートが多いので高難易度ではかなり苦労する。最後は、ヘリコプターではなくエレベーターに乗ってクリアとなる。
 全体的に初心者お断りのマニア向けな作りをしている感があり、カスタムマップらしい尖ったアイディアを楽しめるのであればお腹いっぱいになれるのだが、キャンペーンが長すぎることもあって、大半の人は初回プレイだけでウンザリしてしまうかもしれない。
 内容的には面白いと思える場面もけっこうあるので、マップをもっと明るくして状況説明を増やし、遊びやすい方向性にして趣味の悪い演出も削除していれば傑作マップになれていただろうが、おそらく、そうしたリプレイ性のある一般的な方向性は目指していないのだろう。これだけの大型マップであることを考えると、個人的にはそのリプレイ性のなさはやはりもったいなく思える。
 全6チャプターで、クリアまでは1時間半以上はかかる。

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by overkilling | 2014-04-22 21:52 | PC版left 4 dead 2