L4D2 カスタムマップレビューその80
「Highway To Hell」
プレイキャラはL4D2のキャラ。
市街地から郊外の高速道路、軍事基地へと進んでいくカスタムマップ。
やや地味ながらもなかなか完成度は高く、手堅く遊べるクオリティ。
終始、薄暗い夜を舞台にしているが、視認が困難なほど暗いわけではない。ただ、L4D2のキャラを使うのであれば、昼間を舞台にしていても面白かったのでは、という気もする。
いくつかのパート、特に序盤で行き先がわかりづらい所があり、丹念に調べれば先に進めるようにはなっているものの、テンポが悪い感もある。
また、空がなぜだかドーム型に区切られており、リアリティに欠けてしまっていると思う。
イベントでもアクティベートしたのに完了扱いになっていなかったり、警報が鳴るドアの裏側に普通に行けてしまったりと、致命的ではないもののいくつかの欠陥がある。
こうした細かい部分での至らなさやマップの見た目の地味さもあって、リプレイ性はいまひとつであるように感じる。
フィナーレはC17格納庫での戦いになっており、輸送機が動き出すまでの間、どこかに篭ることになる。無線機のある部屋は天井に四つも穴が開くため簡単には篭れないのだが、実はその隣の部屋にbotも含めて完全に篭れてしまう。とはいえ、タンク戦もあるのでそれほど単純な作りにはなっておらず、その壮観なロケーションのクオリティも高い。残念な点として、滑走路に出て行こうとするとどこからか撃たれてかなりのダメージを負ってしまうのだが、botがタンクに飛ばされて射撃区域にいってしまうと、助けにいったbotまでやられてしまい全滅してしまう。できるだけ格納庫の奥の方で戦った方が安全であるようだ。
いくつか素晴らしい場面はあるものの、全体的な完成度がもうひとつ足らず、惜しい内容のキャンペーンになっている。
全5チャプターで、クリアまでは1時間ほどかかる。
by overkilling | 2013-12-29 16:24 | PC版left 4 dead 2