L4D2 カスタムマップレビューその63
「Firetower Trail」
プレイキャラはL4D1のキャラ。
ヨーロッパ風の城砦都市から工場、郊外へと続く、少々異質なカスタムマップ。
セーフルームには回復キットがなく、その代わりにキューブと呼ばれる四角い箱のようなものがマップのあちこちにあり、ノーム人形が傍にある状態でそれを撃つと様々な効果が得られる、ということになっている。エフェクトも含めて効果は凄いのだが、ノーム人形を常に持って行かねばならず、シングルプレイではとてもではないがやっていられない。マルチプレイなら楽しめるだろうが…。
マップの作りも少々ややこしく、案内表示が少ないのもあって、道に迷いやすいかもしれない。しかし、少しばかりウロウロしていれば先へ進む道を見つけやすくはなっている。
また、ステージのあちこちに爆発物が大量に置かれてあり、注意して進むことを求められる。
イベントはオーソドックスなものばかりだが、フィナーレがちょっと変わっている。柵を開けるためのハンドルを回して基地の敷地内に入ると、巨大な鉄の門がある。その門を開けるスイッチを押すと、唐突にフィナーレが開始される。門が開いたら中へ入り、物見櫓の階段を登って最上の小屋に入り、ドアを閉めたら、そこでキャンペーンクリアとなる。フィナーレ時には真っ黒なタンクも出てくるのだが、倒す必要はないらしい。プレイヤーの意識を置いてけぼりの結末は、ある意味この不可思議なカスタムマップを象徴しているのかもしれない。
全4チャプターで各チャプターは短く、クリアまでは40分程である。
by overkilling | 2013-12-18 20:20 | PC版left 4 dead 2