L4D2 カスタムマップレビューその29
「Dead Before Dawn DC」
プレイキャラはL4D2のキャラ。
L4D1版からの移植カスタムマップで、細かい部分が改修されている他、新作チャプターが加えられている。
2004年のゾンビ映画「Dawn of the Dead」をベースにしており、映画に出てきたショッピングモールでの戦いがメイン。
L4D1版ではモールに入るまでに2チャプター分の前置きがあったが、今作では前作のチャプター1がなくなり、チャプター2からの開始となっている。
その分、モール内でのチャプターがひとつ増えており、これがなかなか濃厚なチャプターで、L4D1版を遊んだユーザーからの「もっとモール内のマップを増やして欲しい」という要望に見事に応えた形になっている(ただし、イベントがやや煩雑で、少々面倒に感じられるかもしれない)。
他にも、チャプター2やチャプター3のイベントに改良が加えられ、手順も簡潔になってより遊びやすくなっている。特に、チャプター3のエントランスでのイベントは初期バージョンまでは成功するまでやり直しをさせられる酷い仕様だったが、このDC版では失敗するとやり直しのかわりにタンクが出現するように改善され、イベントにストレスを感じないようになっている。
フィナーレもチャプター5の途中から無限ラッシュの中を進むガントレット形式になっており、途中で出現するタンクを倒すか消滅させると、バリケードにたどり着いた時に救出車輌がやってきて脱出が可能となる。
若干、イベントがシングルプレイに向いていない面もあるが、全体的な完成度は非常に高く、ちょこちょこ隠し要素もあって、リプレイ性も十分にあるトップクラスの傑作カスタムマップになっている。
全5チャプター充実の内容で、クリアまでは1時間少々かかる。
なお、カスタムサウンドが多く使われているせいか、一部のMOD武器のサウンドがバグることがあるので注意。
by overkilling | 2013-12-05 20:44 | PC版left 4 dead 2