L4D2 カスタムマップレビューその25

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「Dam it 2! The Director's Cut」

 プレイキャラはL4D2のキャラ。
 巨大なダムを舞台にした、個性の強いカスタムマップ。
 L4D1版の「Dam it!」は1チャプターのショートキャンペーンだったが、この「2」では全4チャプターの通常形式のフルキャンペーンになっており、完全新作となっている。
 マップの見た目のクオリティはかなり高く、メインステージとなる巨大ダムの造形は素晴らしいもので、このカスタムマップを印象的なものに仕立てている。
 その一方で、ルートがわかりづらいパートがいくつもあり、全体的に不親切な要素もかなり目立つなど、残念ながら遊びやすいマップだとは決して言い難いレベルになっている。

 チャプター1で山から道路に降りたところでは、まっすぐダム側に進むとチャプタークリアに関係ない袋小路を延々と進むことになってしまう。ここは山から道路に降りたらすぐ左手にある橋の方へ進み、クラッシュしている車をアクティベートするとラッシュが始まるので、それを切り抜けて橋を渡る。ラッシュは行き止まりの右手にある建物の中に入るまで続くので注意。
 建物内に入ったら足場の3階部分まで上がり、中央にあるコンソールのスイッチを入れると再びラッシュが始まる。ここは無限ラッシュではないので、しばらく耐えていればラッシュは収まる。その後は1階にある「EXIT」と標識の出ているドアが開くので、そこに入って進むと、セーフルームがある。

 チャプター2の序盤の下水管の先は、正面の貯水池の中を渡って対岸へ行き、壁に付いているスイッチを押してイベントを開始する。ラッシュ中にタンクが固定配置で2体連続で現れるとんでもないイベントなので、1体目のタンクを如何に早く処理できるかがポイントになる。

 チャプター3の序盤は、「EXIT」とある出口から階段を一番下まで下りると動力室のような場所へ着くので、中央にあるスイッチを押してイベントを開始する。しばらくすると床のリフトが下がるので、そこから下層に進む。

 フィナーレはラッシュの中を能動的に動いていく形式で、独特のアイディアと面白さがある。
 最初に、断線しているケーブルを3つ結線し、その後にトラックのコンテナの中にある無線機をアクティベートするとフィナーレ開始となる。
 ケーブルの位置はそれぞれ、POLICE CAR(パトカー)、BUILDING(建物前)AMBULANCE(救急車)の三箇所で、これがラッシュ中に再び断線してしまうので、それを繋ぎ直さなくてはいけない。どこが断線したのかは字幕によるメッセージでしか表示されず、見た目ではかなりわかりにくいので、ケーブルがある場所と名称をあらかじめ憶えておかないと相当に手こずることになる。最初にケーブルを結線するときに、それぞれの位置と名称を細かく憶えておこう。
 脱出は、中央の建物からヘリに乗り移る仕掛けになっているが、屋上へ上がる階段は外の壁に付いている。

 全体的に初見プレイはかなり厳しく、ルートやイベントの手順を覚えていないとリトライを繰り返すハメに陥りやすい上、イベントラッシュ中にタンクが固定で出現するなど難易度も高いので、それなりにカスタムマップに慣れたプレイヤー以外にはオススメできない。
 ただし、攻略を覚えてしまえば、独特のロケーションやマップのコンパクトさもあってけっこうリプレイ性も高く、なかなか楽しめる内容になっている。
 フィナーレの展開などは他にはない出色のものであり、ダムの上からはチャプター1でラッシュを突破した橋や、チャプター2でタンク同時2体湧きと対峙した難所が見下ろせるなど、相当に凝った作りの風景を眺めることができる。
 もっと初見プレイでも遊びやすいものに仕上げられていれば、それ相応の高評価を得ていたと思うだけに、マニア向け仕様になっているのは少々残念ではある。良くも悪くもカスタムマップ、という特徴を最も持ち合わせたキャンペーンだと言えるかもしれない。
 全4チャプターで、クリアまではすんなりいけば40分ちょっとでいけるが、迷いまくるであろう初見プレイではかなり時間がかかってしまうかもしれない。

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by overkilling | 2013-12-03 20:45 | PC版left 4 dead 2